不定期コラム/日記/更新履歴

Dec 26th 2007

スクール最終日、子供達は21日の昼から2月3日まで夏休みです。年度の切り替わりとなる長期休暇なので宿題は何も出ません、日本の夏休みとは大違いです、ラジオ体操もありません。「ホワッティーズ ラジオタイソー?」By Kazuma。

雪の無いクリスマスを初めて体験する子供達。「雪が無くてもサンタは来るのか?」「来たなら今年こそ捕まえよう!」ということで、庭にテントを張って待ち伏せすることに。が、見張りの時間割まで決めたのに誰も起きやしねー・・・まさに企画倒れ。ま、とりあえず、ニュージーランドにもサンタが来ることは確認できたので、来年こそ頑張ろう。

で、せっかく張ったテントすぐにたたむのももったいないので、毎晩寝てます。もうかれこれ4泊目、まだしばらく続きそうキャンプ泊。

今年は本厄という話は何度もしてるけど、つい先日家族全員で交通事故に遭いそうになった。「はーやっと夏休みだー」という開放的な気分で油断があったのかもしれない。110kmで巡航中、山のように干草積んだデカイトレーラーに追いついた。で、対向車も来ていないので追い抜こうとすると・・・、すぅーっとトレーラーが減速したと思いきやいきなり右折開始、ひぇー!と反対車線の路肩に飛び込む俺。クラクション鳴らしたり、「どこに突っ込もうかな・・・」と考える余裕はあったものの、かなりビックリした。お陰さまで、ちゃんとシートベルトしてたので全員無事、そして逃げ場があったので車も無事。天国のお爺ちゃんお婆ちゃん、ありがとう。

ま、そんなこんなで1年間いろいろとありましたが、今年も大変お世話になりました。皆さん素敵なクリスマスに続き、素晴らしいお正月をお迎えください。我が家も無事新年を迎えられるよう、厄が終わるまであと数日耐え忍びます。くれぐれも事故と病気には注意しましょう。

では、良いお年を。


Dec 21st 2007

1週間なんてあっという間に経ってしまいますね。いや、1週間どころか、11週間あったTerm4もあっという間に終りました。ニュージーランドの学校は4学期制です。アメリカの大学でいうとこのQuarterですね、アメリカにはSemesterってのもあります。1Termは通常10週間ですが、年度の締めとなるタームフォーは1週間追加され11週間、その最後の週にMorning Tea(これはしょっちゅう)があったりShared LunchがあったりPrize Giving Ceremonyがあったりとするわけです。で、その多くがクラスごとに行われたりするので、まず桃花のモーニングティーへ行ってそれから一磨のランチへ行ってとか結構ドタバタするわけです。かみさんは都度1プレート用意しなきゃならないので大変です。俺は食べに行くだけなのでそれ程大変じゃないです。あ、そうそう入学式も卒業式も無いこっちの学校ですが、プライズギビングのセレモニーはなかなか良かったです。1年を振り返っていろんな部門で子供達が表彰されたり、皆で歌歌ったり、ダンスやコーラスを披露したり、これが終業式兼卒業式なんだと思います。表彰はほんとうにいろんな部門があるので、皆何度も何度もステージに呼ばれ表彰されます。お陰さまでうちの子供達もいろんな賞を頂きました。で、今日が今年の最終日、昼の12時から12時半までSchool Assemblyをやって、その最後に来年からハイスクールへ通い始めるYear8の生徒達が広場のベルを1回づつ鳴らし卒業していくそうです。うちのチビ達も本当にお世話になったので、昨晩は卒業生のために鶴を折りました。

学校は明日からホリダイですが、学校だけでなく会社も明日からホリダイになるところが多いそうです。日本よりも丸々1週間早いですよね。年明けは1月7日ぐらいから始まるそうなので丸々2週間半のホリダイです。確かニュージーランドでは年間1ヶ月の有給休暇が法律で義務付けられていると思いますので、年末年始のホリダイ、1ヶ月の有給に、そしてもちろん土日祝日と合わせていくと、けっこうな数の休日になるんじゃないでしょうか。休日が多いことを好む人はニュージーランドで仕事を探すと良いかもしれませんね(もちろんオフロードバイクが大好きな人も)。特殊技能とまでいかなくても、所謂「手に職のある」人なら道は大きく開かれています。去年の今頃は俺もニュージーランド移民局のホームページを隅から隅まで読んでいました。結果、手に何の職も無い身でも今家族と共にここに居ます。人生、不思議なもんです。何が良くて何が悪いかは人生終る直前まで分かりませんが、とにかく不思議なことが多いです。

話は飛びますが、関西で有名なオフロードコース「プラザ阪下」が閉鎖の危機とのこと、残念です。走ったことはありませんが、話によるととても規模の大きい素晴らしいコースだと聞いています。で、愛好家達がコース存続に向けた署名活動を行っているそうなので無断でリンクしておきます。同じオフロードバイク愛好家という意味でも、先日も書いたスパイラル的な悪化という意味でも、本当にヒトゴトじゃないです。
この署名活動が実を結ぶことを心より祈っていますが、愛好家達に「おんぶにだっこ」の現状こそがこの業界の大きな構造的欠陥だと常日頃から俺は思っています。各企業・団体の皆様、もう少しお力添えをお願いできないでしょうか?


Dec 14th 2007

ろくに収入も無いくせに、最近ちょくちょく自転車屋を覗いてます。まず一番ビックリしたのが、ほとんどディスクブレーキなんですね今時のマウンテンバイクって。いや、絶対買えないような高いモデルだけじゃなくて、頑張って買っちゃおうかなと(俺でも)思える$600ぐらいのやつまで(NZドルだから¥5万ぐらい)。うーん、CRF100が未だ前後ドラムブレーキってのはちと問題じゃないですかねーホンダさん、とか思ったりするな。で、自転車屋には、俺が見たことも無い、偉くでかい29インチのタイヤが付いてるMTBがあったり、MTBなんだけどギアの変速機が無いのが並んでたり、っと俺あまりにも物事知らなすぎるのでNew Zealand Mountain Biker なる雑誌を買ってみた。フムフム、シングルスピードっていうコアな世界があるのねとか、へー、この間見に行ったトレイルで24時間耐久とかやっちゃうんだーとか、ハンマースプリングス(すぐ近所)で100kmのトレイルライドって、行ってみたいけど俺には無理だろうなバイクでさえ辛いもの・・、などなど勉強になることばかり。

乗馬にMTBにカヤックに・・、あーあ、もう少し若いうちに来れば良かったなニュージーランド。 って、トレイルライドだけで十分贅沢なんだけどね。


Dec 13th 2007

薪や丸太を並べてやってますトライアルごっこ、ムズカシー

昨晩こっちのニュースで「ラストマンスタンディング」の映像が少し流れた、ありゃ本当に凄いな。日本からも1人2人招待されるといいのにね(招待制のはず確か!?)。そういえば、NZのChrisはどうだったのかな?とリザルト探してみたら途中まで4位だったみたいじゃないですか、ま、夜の決勝に進めたのは3人だけだったみたいだけど。あ、そうだ、日本からはフジナミとかクロヤマとか世界に誇るトライアルライダーを招待してもらうなんてのはどうだろう?とかいう話はどーでもいいんだけど、昨晩 Motorcycle Version of Last Man Standingって紹介されてたんだけど、ってことは本家のラストマン・・・ってのは何の競技なんでしょうか?

今朝のサイクルニュースちょっとびっくりした。Gordon Crockard、ゴードンクロカード、ごーどんくろかーど、誰だっけ・・・と思い出した!、アイルランド出身のモトクロスライダーだよね、昔コピンズのチームメートじゃなかったけ!?ホンダで。そのクロカードとGlen KearnyがBMWでGNCCに参戦するってのは興味沸きますな。しかもチームマネージャーがスコットサマーズってんだから(我等おじさん世代にとっては)話題性満点だ。ってことは、KiwiのWhibleyもBMW行きに誘われたんだろうなきっと(勝手憶測)、彼はスズキへ行っちゃったけど。AussiのKearnyとKiwiのWhibleyっていう組み合わせも面白かっただろうな、とか思ったり。ちなみにニュージーランドでもGNCCってやってます、是非誰か日本から挑戦してみてください。

カンタベリーのオーガナイズドトレイルライドは今週末から1月下旬までホリデイシーズンに入りお休みです。この時期はプライペートトレイルライドの季節です。俺も北カンタベリーやウェストコーストはたまたマッケンジーのプライベートライドに誘われているので、行ったらまた報告します。

昨日のお茶会はおばちゃん達大多数の中、学校の送迎で良く会うお父さん達3人でかたまりなんとかしのいできた。で、その1人がイングランドから4ヶ月前に移住してきたお父さんなんだけど(娘のTegenちゃんがうちの一磨のクラスメイト)、トライアルとトレイルライドを昔からやっていてバイクとスペアパーツもしっかりニュージーランドに持ってきたとのこと(まさに誰かみたいだ)。先週末馬から落ちて今手首折れちゃってるけど、それが治ったら一緒にトレイルライドへ行こうと約束してきた。それにしても、乗馬ってのも結構危ないんですね、隣のおばちゃんも馬から落ちてずいぶん長いこと松葉杖だったし。でも、俺もやってみたいな乗馬。この間友達の家で馬に乗ってきた桃花の話によると「高くて(目線)、温かくて(馬の背中)、とても気持ち良い」そうです。


Dec 12th 2007

妙なポーズのGlenさんとOmihiにて。このGlenさんはVORのグレンさんじゃありません、VORのグレンさんの友達のKTMのGlenさんです。このグレンさんはNZ大手のアフターマーケット問屋の南島レップ(営業さん)です。とても物腰柔らかな方でトレイルでも「先に行け、後ろからゆっくり行くから」て感じなんですが、ちょっと先に行ってもらい走りを見せてもらったところ・・・・、久しぶりに口がアングリ開いてしまうほど上手な人に会いました。北島にいたころはコンペティションにもずいぶん参加していたそうですが、今はすっかり肩の力が抜けたトレイルライダー「今日は十分乗ったからAmberlyへアイスクリーム食いにいく」と一足先に帰っていきました。この人にもまた一緒に遊んでもらおうと思います。
で、グレンさんのKTM250EXC−Fに乗せてもらった。以前兄に乗せてもらったSXF(だっけ!?)の印象に比べると、全然マイルドでビックリ。正直ちと物足りないぐらい。今回CRF250Rで行ったので乗り比べたけど、トレイルライドで遊ぶには、CRFのパワーのほうが全然楽しかった。でも、フロント周りが思いのほか軽くて最近のエンデューロバイクも悪くなかった。SXFのパワーそのままでセルだけ付いてりゃトレイルライドで最高だろうな。

さて、今日は地域のモーニングティー、またおばちゃん達に囲まれてお茶してきます。憂鬱だぁ・・・


Dec 11th 2007

Omihiは暑くて埃が凄くて疲れましたが、こんな上りもあったりして楽しかったです。暑いといっても気温は23℃ぐらいなんですが、日差しがあると暑いです。最近はすっかり10数キロのファミリーループに慣れてしまっているので、1周50kmがとても長く感じられました。全ては歳のせいです、きっと。
今回のエンデューロループは大したことなかったですが、このメインループの上りではATVがバックフリップ決めたり、勢いだけで上がってきたライダーが崖落ちしたり、見所満載。そういえば前々回のBalmoralでも崖落ちしたバイクがいました。今回は実際にバイクを引き上げてみましたが、4人いれば落っこちてもどうにかなるもんですね、ナルホドナルホドって感じ。あ、でもATVが落ちたら何人必要なんだろ???

Origami教室は、かみさん大活躍でまた来週も来てくれ、とのこと。俺は見てるだけで何の役にも立たず、でもまた来週も付いてこうと思います。


Dec 10th 2007

Omihiトレイルライドにて。ちょっと変わった感じのKiwiのおじさんとハスクバーナーそして見たことないクラシックカー、なんとも妙な組み合わせだったので1枚撮らせてもらった。そういえば昨日、「この間モンゴルでアドベンチャーライドをしてきた」というおじさんにも話しかけられた、「モンゴルは美しい国だぞー」と言ってた。「KTMで?」って聞いたら、「Hell, No!」、トレイルライドはCRF450R、アドベンチャーライドはXR650Rだそう。「しばらくNZにいるならアドベンチャーライドもやれ!」と強く勧められたけど、ナンバー付き無いしなー・・・、っていうかその前にケツの皮そんなに厚くないし俺。
それにしても、長いことオフロードバイクに乗っているおじさん達ってのは皆妙な雰囲気。あの人たちと比べたら、俺なんかまだまだ全然普通のおじさんだし。

今日はこれから「Origami」の講師をしに行くかみさんの通訳として学校へ行ってきます。ちゃんとできるのか?俺達。


Dec 7th 2007

以前クライストチャーチを散歩してたらこんな看板見つけた。VISAやマスターのステッカーまで貼ってあってノベルティーグッズを買えるそうなんですが、敷地に入ってみると人気の無いオフィスビル、あの時は良く分からないまま帰ってきた。今回あらためて加藤君達と覗きに行けば良かった、とちと後悔。

今週末はOmihiというワイパラから10分程先の村でトレイルライドがあります、去年のここのトレイルライドは1周50kmあったそうで、ルートもかなりハードだったそうです。ただ、今週末は一磨の親友Tobyの誕生日パーティー、ミニゴルフへ行くそうです。

トレイルライドの会場は毎週変わります、なので開催はどこもほとんど年に1度ですからライダーにとってはどこへ行っても新鮮なコースです。ま、30年やってるライダーは、ウェストコーストやオタゴはたまたタウポまで行かないとフレッシュな気分にならないそうですが・・・。それはともかく、走る場所がたくさんあるというのはいいです。先週末のトレイルライドで牧場のオーナーと話す機会があったので「俺たちが掘り返してしまってトレイルの修復が大変でしょ?」と聞くと、「アハハ、牛や羊が歩いてりゃほっといても自然と元に戻るよ。半年後にまた来てごらん、バイクの走った跡なんてどこにも残っていないから、ガハハ」とのことでした。そうだよなー、仮に音の苦情が出たりしても、年に1度と月1・週1じゃ大違いだしなー・・・。とか考えると、コースの数が減っていくという日本の現状は、スパイラル的にというか加速的に悪化していくんだろうな。

話し飛ぶけど、今朝サイクルニューズのサイト見てたらWR250Xの広告バナーが貼ってあった。アメリカでも売り出すんですね。たくさん売れるといいですね、日本製のバイク。

では皆様素敵な週末を。


Dec 6th 2007

トレイルライドが終ったら洗車&少しだけ整備、雲の中のライディング、丘の上の景色を思い出しながら。青空の下の洗車は気持ちいいなー、でも3台まとめてだとやはりウォーターブラスターが欲しい・・・。

日本は既に本格的に冬到来の時期ですね、浅間高原も飲まなきゃやってられないぐらい寒いんだろうなー。こちらは暖かいことは有り難いですが、夏のクリスマスってのもねー・・・、まったく雰囲気無し。雪の台にキャンドル飾ったり、雪だるま作ったり、雪のレンガでかまくら作ったり、プラスチックのソリで凍った村道滑り降りたり、そんな楽しいことは当然何もできません(ショボン)。もちろん、あの雪かき作業から開放された喜びもあるにはあるのですが・・・。


Dec 5th 2007

1周目は師匠がマーシャル業をほったらかして、ゆっくりと先導してくれました。「ペースはこれぐらいで良いか?」「上り下り、問題無いか?」と気にしてくれます。最初は慣れない路面に「まだ景色を見る余裕が無い・・・」とのことでしたが・・・

2周目からはかなり乗れてきた様子。景色もだいぶ目に入るようになってきたとのことで、気に入った景色を自由に選んで頂き2周目は撮影会。

左がエンデューロループ、直進がファミリーループ、右がメインループ、今回は岩が多かったですが大きめのものとタソックの裏の隠れ岩にはマーキングがしっかりされてました。

今回のコースはファームトレイルがメイン、4つあるディービエーションを全て使うと30km。今回我々は2箇所だけ挑戦して1周25km程のループを楽しみました。午前中、丘の上は雲の中でしたね。

我々は行かなかった3つめのディービエーション、反対側の丘でライダー達が苦しんでました。好奇心も大事にしたいですが、ややこしい所に入り込んで、バイク押したり引いたり持ち上げたりでせっかくの貴重な時間を無駄にするのはもったいないです。なので、ここはメインループで先に進みました。

トレイルライドはファームの中を走るので馬も牛も羊もいます(当たり前)。牛が道を塞いでいたり馬と並走になったりなんてこともよくあるわけです。

最後に主催者のグレンさんと先導してくれたリントンさんと記念撮影。主催者サイドでない時は俺のライディングバディーです。経験豊富なこの2人から学ぶことはほんと多いのです。

帰り道、150年前から営業しているというホテルのパブで乾杯!ちなみに、お2人は24時間でニュージーランドワインを3本空けていました。運転手の俺も少しだけご馳走になっちゃいました、でへへ。


Dec 4th 2007

「トレイルライドへ行ければもうそれだけで・・・」というお話でしたが、せっかく来たのですからクライストチャーチの町を散策。カンタベリーミュージアム(丁度クライストチャーチ出身Ivan Maugerのスピードウェイバイクの展示がありました)、アートセンター、エイボンリバー、そして大聖堂と観光の王道ルートをテクテク。
時間があれば観光にもゆっくり丸1日かけたいところですが、今回はぶらっと歩いてお土産買って観光は終了。

翌朝はトレイルライドへ出発。「小堀さぁーん、牛と羊をゆっくり見れるとこってありますかー」というリクエストに応えて、というか道中そんなとこしかありませんので、適当に車を停めて牛達と交流、好奇心旺盛な牛がみるみる集まってきます。携帯カメラでビシバシ写真撮ります。

で、クライストチャーチから1時間半ほどで会場へ到着。ハンドルのポジションとかセットアップしたかったので早めに来ましたがお2人とも「あんまりポジションとか気にしないんですよねー」とのことで、何もやる必要なく時間が余る余る、こういうイージーゴーインなお客様はトレイルライドにぴったりです。でも、きっとロードバイクのポジションにはうるさいのでしょう・・・、俺の勝手な想像ですが。

コースインする前に俺の師匠からいろいろとアドバイス。トレイルライド歴30年の言葉は重いです、お2人とも真剣に耳を傾けていました。そして、一番左のマイケル(師匠の助手)が朝一パドックでひっくり返るのを目撃できたのも良かったです。あれで、濡れたグラスがどれぐらい滑るかだいたい分かって貰えたことでしょう。

で、講義の後いよいよコースイン。


Dec 3rd 2007

昨日のBalmoral トレイルライド標高最高地点にて、右がアサマから一番乗りの加藤健治君、左が加藤君のロードレース時代のお師匠さん丸山浩さん。絶景の中見えるのはHurunuiリバー、黄色いのは野生のGorseです。残念ながらカンタベリーの青い空と白い雲は広がりませんでしたが、雨が落ちてくることもなく1日ずぅーと涼しく、ライディングするには最高のコンディションだったと思います。1周目こそ湿った牧草&隠れた岩の多いトレイルを慎重に走っていましたが、慣れてきた午後にはお2人とも行け行けでした(あはは)。「コースはだいたい分かりましたので(2人で)大丈夫です」のお言葉に甘えて、俺はいつもの仲間とピットでのんびり、加藤君と丸山さんには自由にライディングを楽しんで頂きました。お2人とも1日中満面の笑みでしたので、大自然の中でのライディングはもちろん(走行距離は俺の倍走ってました)、カンタベリーの景色&Kiwiとの交流も含めトレイルライドを満喫して頂けたことと思います。
是非一度、アサマの皆さんもそうでない皆様もカンタベリーのトレイルライドへお越しください。これが最高のファンライドだという世界をご案内させて頂きます、って力入りすぎですが、ま、軽ぅーい気持ちでお越し頂ければと思います。オーガナイズドトレイルライド、プライベートトレイルライド、どちらでも皆様の日程に合わせてライディングを楽しんで頂けます。次回カンタベリーでの大きなイベントは先日ご案内した4月5−6日開催Waiau・2デイズ・トレイルライドになりますので、皆様からのお問い合わせお待ちしています。


Nov 30th 2007

トライアルの真似事を始めてみた、まずは自転車で

雑誌見てたら新型のフサベルが載ってた、09モデルだったかな。何から何まで新しいからDOHCだろうと思ったら、シングルカムって書いてあった、ほんとかな。このあたりのトレイルライド行くと必ず走りに来てるフサベル3人組がいる、KIWIは体がデカイからフサベルはピッタリなんだろうな、きっと。フサベルと言えば、こっちのサスペンション屋さんが言ってたけど、あの乗り心地のよさ(俺的にはポジションはともかくだけど)&優れたトラクション性能はエンジン特性のお陰だけじゃなくて、車体ディメンション特にスイングアーム周りの設計のお陰だって言ってた、本当か嘘か知りません。KTMとフサベルのリア周りの設計は同じPDSでも全然違うって、これも本当か嘘か知りません。ただの受け売り、俺は興味深いから書いてるだけ。トレイルライドに使うならナーバスなKTMよりリラックシングなフサベルの方が良いというのが、その方の意見でした。でも、走ってる台数見ると10対1以上の割合でKTMが多いけどね、っていうか、あの3人以外にフサベル見ることほとんど無いし、どこで買えるのかさえ俺には分からない。

さて、まったく実感はありませんが、明日から師走ですね。日本は例年より冬の到来が早いとかで浅間高原もだいぶ寒いんだろうなー・・。冬と言えばスキーやスノーボード、でも滑るなら日本がいいです。こちらのゲレンデにわざわざ滑りに来る日本人も多いというのでわざわざ一式持って来ましたが、単に季節が逆で日本が夏でも滑れるというのが理由だったのか、というのが正直な感想。ま、あくまでうちら初級者の感想ですけどね、ゲレンデまであの崖っぷちの山道を行き来すること考えるだけで、行く気が失せます。初級者にとって日本のゲレンデは素晴らしい、浅間高原も南半球からスキー観光客呼べばいいのになー・・・、東京から近いし、ゲレンデたくさんあるし、日本はリフト券安いしスタッドレスタイヤ有るし。とか書いてますが、こっちはもうすぐ夏、学校のプールもあと2週間程でオープンです。

では、日本の皆さんは年末何かと忙しいでしょうけど、体調管理に気をつけて素敵な師走をお過ごしください。

また来週。


Nov 29th 2007

ヘルメットはたくくせに、昨日は偉そうなこと書いてしまった・・。子供は励ましてあげましょうね、怒ったらダメ(ハイ、スイマセン)。励ますのが難しいのであれば、俺もよく使う手なんですが、ずぅーと黙って見てるのがいいです。アクセルがちゃんと開いてなくても笑って見てる、ブレーキングがあまくても笑って見てる、転んでも笑って見てる。親が笑ってみてると不思議なもんで、しばらくすると子供はいろんなことを試すようになります、アクセルの開け方、ブレーキの使い方、ボディーポジションなどなど。だまって見てると結構面白いです。

良くチェックするこっちのサイトに、Josh Coppinsが今ニュージーランドに戻ってきていて昔自分が通っていた学校へバイクやウェアやら持って訪問したら子供達に大うけだったそうで(そりゃそうだ)、皆にジャージを着せてあげたそうな。いいなー、喜んだ親も多かっただろうな。そういえば以前レーサーXかなんかで、入院して難病と戦う子供達のために病院の前でフリースタイルやったっていう記事があった。俺が生まれ育ったサンディエゴのLoma Lindaじゃなかったっけかな。流石のアメリカ人でも病院の前でバイクぶんぶんやっちゃうっていう企画を持ち出すのは勇気が必要だったらしいけど、病院側が「そりゃー素晴らしい、本当にやってくれるのか?」とノリノリで実現した、とかいうような記事だったと思う。それで何だ?と言えばなんでもありません、ただ思い出しただけ。

話飛ぶけど、ヤマハのWR250R(だっけ?)あのストリートリーガルのインジェクションのやつ。オーストラリアやNZでも発売するらしく、南島のトレイルライドでオーストラリアのジャーナリスト10人ぐらい招いて試乗会するらしいです。俺も6デイズとかのトレイルライド用にナンバー付き欲しいな、そんな金どこにもないけど。

今朝の写真はクライストチャーチ郊外にある散策路、1周11kmを4時間ぐらいかけて歩いてみた。ここには10kmのマウンテンバイクトラックもあって、散策路と交差しながら美しいトレイルが続いていた。またまた、マウンテンバイク熱が・・。でもすぐに飽きるの分かってるし、バイクだけで十分忙しいしなー、でも$600ぐらいのハードテイルなら買ってもいいかなとか。

ちなみにこの辺りの森はオートバイのトレイルもある。ゲートが閉まっていたので「あれ!?」と思ったら、車が入ってくると危ないからゲートが閉まっているんだって。で、よく見たらゲートの脇にバイクのマークと共にちゃんと隙間が開いていた、素晴らしい。

久しぶりにバイク雑誌をちゃんと読んだ、Chris Birchの特集。ニュージーランドのエンデューロチャンピオン、4年前にあのPaul Whibleyに勝って注目を浴びたそうです。メリマンもそうですが、この人も小さいときから(TY50)トライアルやってたそうです。やはりトライアルなのか、そうなのか。うちもトライアルやらせっかなーと、父はすぐ影響されるので、振り回される子供達は大変です。確かオリンピックのあとは、モーグルかボーダークロスやらせるとか言ってたよな俺。

Chris Birch、Red Bull Last Man Standingにエントリーしてるそうです、頑張れー。


Nov 28th 2007

学校終ってから5時間の勉強を2日続けてこなし、本日めでたくライディング解禁。早速今日の放課後、友達が3人バイク乗りに来ます。明日は親友のKatieの家へお呼ばれ、日曜日は同じく親友のChenayの誕生日パーティーへ、金曜日はプレゼントを買いに、と大忙しの桃花。宿題溜めてる場合じゃないのだ。ちなみに、ニュージーランドの学校にも宿題はあります、山のように出ます、少なくともWest Eyreton School では。スクールウェブサイトにはアスレチックデイのスライドショーがアップされてると思います、ダイアルアップでは重くて見てないけど・・、もしかしたらうちのも載ってるかもしれません。

ISDEもBAJAも終わりましたね(オソスギ)。トロフィーチームは12位でしたっけ!?凄いですよね、しかも全員完走したっていうし。ほんとBAJAにしてもISDEにしてもとにかくコンペティションに挑むライダー達の心意気は凄いです。今の俺にはもうまったくもって真似できませんが(素直に恐ろしい)、その心意気が次の世代にも伝わっていったら素晴らしいだろうなと思います。そのためには国内のコンペティションが盛り上がることも大事ですが、オフロードバイクが好きっていう子供達が増えることも大事です。ま、これ以上増やす必要の無いであろうニュージーランドで近所の子供集めてバイク乗せてる俺は、まったく的外れなわけですが・・・。それはさておき、「うちの父ちゃんバイクでレースやっててカッコイイんだぜー、俺は乗ったことないけど」じゃ、なんだかなーと思うわけ。だいぶ前にも書いたけど、せめて自分の子供にはバイク乗せようよ、というのが俺のスタンス。子供には子供の人生が・・・っていうのも良く分かるけどバイク乗ったぐらいで人生狂わな・・

いや、そうとも限らんか。


Nov 26th 2007

日曜日はWaikariのトレイルライドに参加。かみさんもヒルクライムに果敢にチャレンジ、というかここ上らないと先に進めないので桃花も一磨も登らせました。ファミリーループなんだけどメインループと共通部分なのでそれなりの傾斜で4人で1周するには冒険気分満載でした。

桃花はファミリーループにすっかり慣れ昨日は4周もしてました、キャメルバッグ背負って走る姿はいっぱしのトレイルライダーです(親バカモード)。CRF50もだいぶ小さくなり振り回せるようになってきたので、そろそろフロント14インチにステップアップさせたいところですが、ガレ場下りでのギア選択等もう少し学ばなきゃいけないことがあります。学ばなきゃいけないと言えば、昨日帰ってくると宿題が山のように溜まっていたことが発覚。罰として、今日からしばらくバイクの練習はお休みです。

桃花は満面の笑みですが(家に帰るまでは)、弟の一磨は・・・。確かに昨日のファミリーループは険しかった、ガレ場あり、傾斜もキツイし、崖っぷちも走らなければならなかったし。が、それはそれとしても、明らかに大自然の雰囲気に圧倒され普段の走りができない息子が泣き言言い出した時には、父カッチーーン。気が付いたときにはヘルメットはたいてました・・。いけませんねぇー、先月6歳になったばかりの息子に、そういう時は励ますときです、怒るときじゃありません。どうしたら、もう少しまともな父親になれるんだろうか・・・、と今朝も深く反省中。


Nov 22nd 2007

ずぅーと原稿書きで苦しんでます。締め切りに追われるというのも大変でしょうけど、掲載されるかどうか分からない原稿を書くってのも大変です。モチベーションの持続があまりに大変なので、アンバリーのファミリーデイまで現実逃避に行ってきました。やはりバイクに乗るのが一番です、あ、向こうに見えるのは海です綺麗でしたよ。今回土曜日のファミリーデイってのに初めて参加してみましたが、アサマファンライド並みに台数が少なくて(いや、もう少しいたな・・・)、子連れでも安心して走れました。では、皆様良い週末を。

って、まだ木曜の朝だけど・・


Nov 14th 2007

カンタベリー最大のトレイルライド、2008 Waiau 2 Days Trail Ride の日程は4月5日ー6日となりました。取り急ぎ、変更のご案内まで。


Nov 12th 2007

楽しむだけのはずだったDansey's Pass Trailride、終ってみれば今回もかなーり頑張ることに。速いだ遅いだのレースだったらあんな頑張らないけど、自力で抜け出てくるには頑張らざるを得なかった。でも、頑張るって楽しいね、勝った負けたのためじゃなく、頑張った後の充実感のためでもなく、なんだろ・・・トレイルが「もうう少し頑張れ」とライダーに要求してくるっていうのかな。それに応えるべくバイクを必死に操るっていうのは頑張っている最中が本当に楽しい、って何言ってるんだか分からないですね、はい、スイマセン。ま、詳しい話は懲りずにまた原稿にまとめてみますので、もしかしたらどこかの誌面で写真と共にご覧いただけるかもしれません(期待しないで待っててください)。NZモトクロスの記事同様(連絡も無く)不採用になりましたら、いつかコラムに載せますので、それはそれでお楽しみに。

今回出発前日にバイク積んでたらラダーがバキッって折れたり、当日起きて部屋の電気つけたらパチッて電球が切れたりと、かなーり不吉な予感がしてた厄年の俺。なんたって前回の厄年にはアリゾナで首の骨3箇所折ってますからね、まじびびってましたよ。まーとにかく無事に戻ってこれて良かった良かった。それにしても、朝4時出発夜9時帰宅でほとんどずーっと乗り物運転してたんだけど、往復8時間の移動はなんだかなー、肘掛も無いってなんなのよそれ、って感じ。あーもう、ひたすらタンドラの乗り心地が恋しかった。。。てなこと書いたらダメじゃんねー、いつかお客さん乗せる日が来るかもしれないのに。

来年は絶対宿取ろっと。


Nov 9th 2007

いよいよ明日はDansey’s Pass トレイルライド、はー、あれからもう1年かー早いなー、やりたいことはどんどんやっていかないと人生なんてあっという間に終ってしまうな・・・、がんばろ。

で、最終確認の増し締め他諸々、作業は教えの通りちゃんとメンテスタンドの上で。ま、基本は「壊れてない物は直すな」ですから、30分ほどで作業完了。あとは俺が上れないところは、45xが勝手に上ってくれることを祈るのみ。

さて、こちらはのんきにトレイルライドですが、ISDEやらBAJAへ行っている皆さんは頑張ってください、そろそろですよね?確か。「まずは楽しんで」などと言いますが、コンペティションは頑張らなければいけません。必死に頑張らなければ競技を楽しむなんてのは絶対に無理です、なので辛くても頑張るしかありません、楽しもうと思うなら。

そんな偉そうなこと言いながら・・、すいません、こちらは辛くも無く頑張る必要も無いトレイルライドをまずは楽しんできます。皆さんも素敵な週末をお過ごしください。


Nov 8th 2008

本当久しぶりにお仕事の話。パーツアンリミテッドのスノーモービルCDカタログが限定数入荷しました。税込み送料込みで¥2000になります。またWPSのサイトでは08スノーモービルカタログをご覧頂けます(注:定期メンテナンスのため日本時間の夕方以降は繋がりにくい場合があります)。これらのカタログをご覧頂き、是非R&Jインポートにお仕事を頂けますよう宜しくお願いいたします。そうしますと新品タイヤを購入できるばかりかもしかしたらソースナスも視野に入って来るやもしれません。


Nov 7th 2007

すっかり子育て日記となっているこのコラムは今朝も2人の練習風景、獲物を見つけた一磨と「抜いていいから、ぶつけないでよねー」の桃花。
さて、今週末はいよいよDansey's Pass、少しドキドキしてきたというか、あのエキストリームループを思うと心なしか足が震えます。なので、「頼むぞ45X!」ということでリアタイヤの向きを入れ替えた(貧乏くさいな俺)。ちなみにちゃんと取って置いたタイヤ予算は、「Dad、もう靴ボロボロだから新しいの買ってぇー」「オレのもつまさき当たって痛いぃ」という声に応えたため、消えました。中古タイヤで挑むダンジーズパス、ふ、ふ、不安だ・・・。

こちらに何年も住んでいる日本人の方達がブログ等で書いていると思うので、あまりここには書かないNZ日常生活情報ですが・・・。なんと、昨日キュウリを$1.99でゲットしたことを書かずにはいられません。キュウリ1本$1.99(¥180ぐらい)、ほんの2−3ヶ月前にはどこのスーパーでも$10を超えていてニュースでキャスターが「昨日キューカンバーを$8.99でゲットしたのよ、おほほ」(もちろん皮肉を込めて)と言っていたぐらいですから、$1.99なんて夢のような安さです。もちろん、「北軽では庭の畑で食いきれないほど採れたきゅうりやナスなんてほとんど買ったことない」なんて昔のことはとっとと忘れてしまわないと、ニュージーランドでは楽しく暮らせません。ちなみに同じく激安だった1個$3.49のナスなんて夢のまた夢。ソースナスが食える日なんて、この俺にもいつか来るのだろうか・・・。


Nov 5th 2007

High Jump で2位、Long Jumpで3位、やはりジャンプ系が得意な一磨

Shot Put(砲丸投げ)ならぬSock Put。ジュニアの部は上級生達が運営。

街中の学校は知りませんが、NZの田舎の学校は学年の違いによる垣根が全くありません。休み時間やこういうイベントの時にはお兄ちゃんお姉ちゃん達がチビ達を本当によく面倒を見てくれます。まだまだ言葉が不自由な一磨のことは一際気にかけてくれて、親としては胸が熱くなる思い。その中でもFOXのTシャツを着たお兄ちゃんは" Go Kazuma"と1日中応援してくれてました。あーありがたい。

で、先週は桃花も一磨も練習と大会でハードだったので、ご褒美に海でリラックス。観光で行くならお洒落で賑やかなNew Brighton やSumnerもいいけど、こんな景色をのんびり眺めるなら静かなWaikuku Beachがいい。クライストチャーチからほんの15分ぐらいのところなのに、小さな商店が1軒あるだけでなーんにも無いところ。南太平洋の離島の雰囲気たっぷり。
日本の皆さんはこんな景色を羨ましく思うでしょうけど、この海を眺めながら俺は「日本海行って寿司食って日本酒飲みたいなー」とただそれだけを思っていました。

流木アート  "Dinosaur (ダイナソー)" By 一磨


Nov 2nd 2007

1週間前のネタですが、TTR110納車完了。予定通り先週金曜日ディーラーに2台入荷、1台は既に売約済みとの事前情報だったので、かみさん連れてその日昼に見に行った。TTR50のように中国製かTTR230と同じブラジル製かどちらかだろうと思っていたらなんとメイドインジャパン。今の時代別に海外生産でも問題無いだろうけど、とりあえず社長さんは日本製であることを喜んでいた(Kiwiのお客さんも喜ぶとのこと)。俺としては日本製であることより、セルに加えてキックも付いていたのがとても嬉しかった(待ち望んでいた割には予習不足)。で、かみさん跨ってみてニンマリだったのでその場で契約、定価で買うつもりだったけど、社長さん$200も引いてくれて感謝。KLX110のライバルになることは間違いないけど、値段的にどうかなー・・・、KLX NZ$2995、TTR$3995だかんねー。セル以外にもポジションが全然違ったりとかいろいろセールスポイントはあるけど、エントリーモデルでポジションうんぬんの講釈たれてもな、という気はする。ま、かみさんのバイクであることは置いといて、俺としてはこのフラットなポジションはかなり具合が良い。是非また皆で(っていつも3人だったけど・・)スノーライディングやりたいなー、これなら排気量のハンデも無いし。あ、あとこちらではKLX140なんてのも発売になった、前後ディスクにセル付きでデザインもカッコイイ。いいよねーこの手のエントリーモデルが増えてきて、底辺が広い証拠。俺はこの間も書いたけど、車体と足回りががしっかりしていてエンジンが丈夫で音が静かなバイクがいいなー、SR400が凄く軽くなってダートバイクになったようなやつ。要するに今のシャーシに昔のエンジン載せるだけで(あ、音量抑えめね)俺は買いますけど、皆さんはどうですか?やべ、だんだん長くなってきた・・・

今日はアスレチックデイの2日目ジュニアの部開催につき一磨が登場です。では、行って来ます。皆さんも良い金曜日と週末を。


Nov 1st 2007

先日のAthletic Dayから、桃花60mSprint優勝の走り。赤は近所の学校Swananoa、ブルーが我らWest Eyreton、という学校対抗戦だったりする。

チームWest Eyreton。800mは大接戦の末3位桃花、2位は親友のMegan、メイゲンは75mスプリント&ハイジャンプでも頑張って学校代表として今月カンタベリーの大会へ。桃花はDiscus(円盤投げ)で記録が伸びずに・・・残念、また来年がんばろう。

昨日の放課後はうち来て一緒にトレイルライディング。運動神経抜群だからやっぱバイクも簡単に乗っちゃうのね・・と思ったら、家でいつも乗ってるんだって、6才の時から。。ほんと、皆子供の頃からバイクに乗るのが当たり前な環境がある。ま、PTAがトレイルライド運営しちゃうお国柄だからね。

バイクのあとは習字に挑戦、ここでは桃花が先生。出来の良い生徒に拍手拍手。


Oct 31st 2007

先週末1発目のEnduro Deviation朝イチ体が温まってないときは本当に辛いです、っていうかさー「1周目ぐらいメインループで行こうよ」って感じなんだけど見習い中の俺には発言権ナシ。で、縮小してしまったので良く見えないと思うけど、この中だけでも3台ほど苦労してますね。ここは運良く一回で上れたので余裕こいて写真なんか撮ってますが、いやはや押しましたよ日曜日は、ま、どこも押して上がれる距離じゃないんだけど、最後の最後のあと少しのところは気合で押し(41にして何やってんだ俺、って感じ)。師匠からは「あーいう状況での(俺が半泣きの状況ね)、お前のスロットルワークは間違っている」と指導を受け、いやはや修行はまだまだ続くという感じ。別に今更上達しようなんて思ってないんだけど、自力で前進できないことにはねー・・・。

さて、こう毎週毎週トレイルライドへ行っていると、だんだん贅沢になってきてというか舌がこえて来て、それぞれのトレイルライドの良し悪しがなんとなくだけど分かりつつある。コース設定はもちろんだけど、運営面とか、主催者の人柄とか、そんなようなこと。でも、とりあえず今シーズンは片っ端から行きまくってとにかく経験、勉強&修行の年。ま、なんにせよ日本と比べたら本当に贅沢な話、毎週毎週町を変えて、こんな規模の場所がオフロードバイクとATVに開放されるんだから。というわけで、11月後半分のスケジュールをアップしておきましたが、ホンダ輸入元Blue Wing Honda 協賛の3月23日のトレイルライドも載せておきました。師匠曰く、カンタベリーでは一番有名な2デイズ・トレイルライドだそうですので、日本から参加してみたい方がいらっしゃいましたら1組様(3名ぐらいまで)限定にてご案内させて頂きます。宜しくどうぞ。


Oct 30th 2007

グレンさんのバイク、ニュージーランドでまさかVORを見れるとは思わなかった。ヴオーといえば日本の会長は元気かな!?アサマでも見かけなくなっちゃったけど。あ、それと先週のワイパラではハスクバーナ430AEを見た、オートマチックエンデューロ。オートクラッチじゃなくて、あれってほんとにオートマチックなんだよね確か。

それにしても今日は急に暑い、気温なんと27℃。そして今日は学校のAthletic Day、日本でいうとこの陸上競技会のようなもの。空には少し雲が広がっていて風もあって湿度もないけど、1日ずっと外で応援していたからもうヘロヘロ。でもこの暑い中、桃花達は全力で頑張っていた。トレイルライドの疲れがまだとれてないというのに、こっちは。


Oct 29th 2007

週末はピーウィートラック卒業してファミリーループへ。入り口のようなサインだけど実はここ分岐、ここに来るまでメインループを走らなければならないので、だだっ広いグラスパドックのアップヒルでちと苦労した。2人揃って「ここ上るのぉー?」とゴーグル越しの目が訴えてるけど、「行けぇー、ダメなら2速に落とせ、1速にはするな!(まくれあがると危ないからね)」とだけ指示。案の定、丘の7割程で撃沈、丁度そこへライディングバディのグレンさんとリントンさんが上ってくる、あははラッキー。で、Kiwiの大先輩たちにラインの指示を受け無事坂道発進&登頂成功、Thank you for helping me (By桃花)。で、更に数キロ走ってこの分岐へ到着。

ここからは贅沢な景色を楽しみながらファームトレイルをツーリング、足がベッタリな桃花はファミリーループなら全然心配なし、ピーウィートラックでは見ることのできない景色に満面の笑みで、"Let's do another lap"ということで結局2周した。一磨の方はいつもの元気はどこへやら、必要以上に慎重な走りで要するにまだ恐いんだな。息子は1周だけしてあとは夕方までピーウィートラックでバトルしてた。ま、あの勢いでトレイル走られたら、恐くてとても見てられないので、まだまだこれからというところ。

再びメインループとぶつかった後のファミリーループ標高最高地点で一休み。こんな景色が250度広がるのを眺めながら一磨は立ちション、ついでに俺も。で、さてさて写真も撮ったし、用も足したし、ということで出発。当然、上ったらその分降りなければならないわけで、メインループの下りを延々と降りる降りる。ま、でも、2人ともスキーで下りには慣れているからなのか特に問題なし(*バイクだと何も恐くないのにゲレンデの傾斜って何であんなに恐いんだ!?By父)、大人たちがスタックしているボトルネックも「あのラインを通れよ」と指示しただけで難なく通過。結局2時間ほどかかってしまったのでかみさん心配してたけど、ノンストップで桃花と走った2周目はたった1時間。欲張って3周目に行こうとしたけど、残念ながらコースクローズの時間になってしまったので続きはまた今度。


Oct 26th 2007

昨日は一磨のバースダーイ、親友のBlakeとTobyがうちに来て一緒にライディング、これはブレイク。乗るとは聞いていたけどかなり乗れます彼も。父ちゃんか誰かがちゃんと教えてるな、きっと。ほとんどスタンディングで乗るフォーム、そしてなによりバイクしまう時の「コックは閉めていいですか?」の一言がその証。ちなみにBlakeのお兄ちゃんJacobは桃花のクラスマイト、彼の下敷きはチャドリードだそうで今回一磨へのプレゼントは古ぅーいTransworldMX、あはは(前田さんのコラムが懐かしかった・・)。次回は兄ちゃんと姉ちゃんも混ぜて皆で乗ろうと約束。
で、夜はバースダイボーイからのリクエストでTボーンステイクのディナー。確か去年のリクエストはコーンスープと納豆ご飯だったから今年はかなりグレードアップ。もちろん、納豆2パック買うよりTボーンのほうが安いなんてことは絶対秘密。で食後は、これまたリクエストのあったBob's Builderのケーキ食べて皆からのプレゼント開けて大喜び。
それにしても、1年前に納豆ご飯ほおばっていた時にはまさか次の誕生日をニュージーランドで迎えるとは思わなかったけど、お陰さまで元気に6歳になりました。

皆様有難うございます。


Oct 25th 2007

先日のアサマファンライドより、開催日前日の林道清掃活動の様子。イベント運営だけでなく、ゴミ拾いまで引き継いでもらってしまって、本当に申し訳無いというか有難いというか。ご協力頂いた皆様お疲れ様でした。それにしてもまた今回も凄い量ですね、ここ確かこの春にやったばかりのとこだと思うんだけど・・・。この清掃作業、ボランティアと考えるとなんか重いですが、キノコや山菜の代わりにゴミを集めるレクリエーションだと思えば結構楽しいです。山の澄んだ空気を吸いながら笑い話満載でテクテク歩く、悪くないです。いや、悪くないどころか、一度やったら病み付きです、まだ未体験の方はお子様連れで是非一度。

という訳で今年のアサマもこれで終了です(皆様お疲れ様でした)、ということは、あっという間に冬が来て雪が降り始めてクリマスマスそして正月なわけですが、まったく実感無いなー・・・年末に向かっているという感覚が全く無い不思議な感じ。で、何が言いたいんだ?俺。・・・うーーん、わからんが、とにかく今シーズンも有難うございました、チャンスがあればこちらでも一緒に遊びましょう。というようなことを格段言いたかったわけじゃないが、ま、いか。


Oct 24th 2007

ワイパラでのライディングバディ、Allenさんと。彼はうちの近所の町Kaiapoiに住んでるガス屋さん、バイクはKLX400。トレイルライド行くとほんとうにDRZ400とKLX300が多い。乗りっぱなしで大丈夫だもんねCRFなんかとは違って。うちらみたいに写真撮りながらノンビリ楽しむ派は、正直高性能を求める必要なんて全く無い。CRFの車体にXR400のエンジンでも乗ってればそれで十分。オイル交換は1000kmごとに、って、最高でしょそれ!

昨日街へ行ったついでにYAMAHAへ寄ったら、かみさんが発売開始を首を長ーくして待っているバイクがようやくオークランド出て金曜日に到着予定とのこと。セル付き110、うはぁ、こりゃまたたまらん青だけど。電話きたらダッシュで見に行こ、ハイエースで。


Oct 23rd 2007

今朝も”いかにも”な写真ですいませんが、日曜日に行ってきたワイパラです。斜面に広がる森の中でのライディングは凄かった、掘れてきた午後には45xでも半クラ使いまくり、スタックしてるバイクを避けれずにコケちゃうし。で、どうにかこうにか抜け出してきたところでこの景色、やめられませんトレイルライド。

同日開催のアサマファンライド無事終了しました。スタッフの皆さん、林道清掃ボランティアの皆さん、参加者の皆さん、本当にお疲れ様でした。フレッシュな顔ぶれで運営した林道ファンライド、きっと大いに楽しんで頂けたことと思います。皆さんのブログでのレポートが楽しみです。メールでの感想とご意見も大歓迎です。アサマを更に楽しい場にしていくためにも、厳しいご意見も是非宜しくお願いします。


Oct 19th 2007

バイク乗り回してちょっと疲れたからおやつ休憩中のKAZUMA, RHIENNAN, NATASHA,& MOMOKA。最近、放課後うちに来る子供たちにバイク乗せてる、ってやってることは北軽とまったく同じ。皆オートバイ大好きだから直ぐに仲良くなれて楽しい。近所に住むBenなんか(ベンじゃなくて、NZではビーン)、2週間ほど前にCRF50買ってもらってるし<たぶんうちの影響。昨日来たリエナはモトクロスやってるし、ターシャは初めてバイク乗って大興奮、帰りたがらなくて困った・・。という具合に2学期目に入って交流が活発化してます、来週も放課後2件予定入ってるし。水曜日は桃花が友達の家で乗馬、前も書いたけどこのあたりは馬飼ってる家がほんとうに多い、猫飼ってる家よりは間違いなく多いと思う(っていうか猫見てないぞこっち来てから)。そして、木曜日は一磨のクラスメート、TobyとBlakeがバイク乗りに来る予定。というのが、我が家の近況報告。

さて、今週末のアサマファンライド、現地からの報告によると「ここのところ寒い日が続いているので、今週末も暖かい服装でお越しください」とのことです。ってことは今週末は紅葉が美しいのかな?いいよね、日本の秋。サンマ炭で焼いて食いたいな。
ということで、今週末は良い天気に恵まれファンライドが無事終了することを南半球から祈っています。安全運転でお楽しみください。

素敵な週末を。


Oct 17th 2007

丘の上からジャンプを見るとこんな感じ。飛び出しは粘土で作って丘の反対側まで飛んでくジャンプがたくさんあります。レースウェイのテーブルが1個目と2個目のタイヤの間ぐらいですから、そうですね40mは楽に飛んでます。しかもサポートクラスの後方で走ってるライダー達もほとんど皆飛んでくんですから、モトクロスというのは恐ろしい世界です。このコースはもうすぐ南島最大モトクロスパークとしてオープンします、他にも4つぐらいコース作って色々施設も作ってる最中とのこと。モトクロスが大好きなら南カンタベリーに一度住んでみると良いかもしれません、若い人ならワーキングホリデーやら留学やら色々と方法はあるみたいです。(*詳しくないのでその手の質問には答えられません)

11月4日開催トレイルライドをR&JNZのスケジュールに追加しておきました、Fairlieという町、南カンタベリーです。モトクロスもトレイルライドもやり放題ですね、サウスカンタベリーは。ちなみにうちらが住んでいるのは北カンタベリーです。あ、そうそう、トレイルライドに夢中なあまり今まで注目してなかったのですが、この辺りではクロスカントリーやモトクロスのローカルレースもしょっちゅう行われています。毎週トレイルライドへ行ってしまうのでなかなかそっちへ行く機会がありませんが、人生この先何が起こるか分かりません。いつかチャンスが来たらここで紹介したいと思います。

アサマファンライド本日締め切ります。お陰さまで参加賞もほぼ無くなりました、皆様お誘い合わせ有難うございました。日曜日は安全運転でお楽しみください。


Oct 16th 2007

手前から向こうへ飛んでいくように写ってますが、右から左へ飛んでくジャンプを単純に横から撮りました。周回チェックでこんなことされたら迷惑ですね、ゼッケンが読めやしません。このライダーはJustin McDonald、地元クライストチャーチ出身で今年からブルーウィングホンダから参戦してます。オープンと125に出場してました。オープンでCooper、Hurleyに次ぐ総合3位、125で総合2位とこの人も将来を有望視されています。ここニュージーランドではトップライダーの出身は北島と相場が決まっていますので、このJustin君は南島代表として応援します。いつか世界の舞台で名前を聞けたらいいなと思います。

アサマは木曜日に入金確認が必要ですので実質明日17日が締め切りとなります。あと、予想通り反響ゼロのDansey's Pass トレイルライドのエントリー締め切りは11月2日となっています。もう2週間ほどですので「日本から俺行きます」と言う方はいないと思い、自分の分はもうエントリー送っちゃいました。皆さんの分も思いっきり楽しんでこようと思います。来年は皆さんも是非ご一緒に。


Oct 15th 2007

トレイルライドがお休みだったので引き続きナショナルの写真、2年連続レディース世界チャンピオンのKatherine Prumm。今年は怪我でAMAに出場しなかったけど、既に去年アメリカでも実力は証明済みだから真のレディース世界一でしょう。彼女の走りは、当たり前だけど、凄かった。レディスクラスには当然相手になるライダーはいないので、最激戦の250クラス(シャイン キングと同じクラスね)にも出場して3ヒートともにトップ10争いだもの。
そういえば、こちらのモトクロスにはオセアニア大会なんてのがあるらしく、いろんな国からライダーが出場するそうなんだけど実質オーストラリアVSニュージーランドで得点つけて盛り上がるらしい。どれぐらい盛り上がるのか見たことはないけど、今年の代表にCoppinsとこのPrummが選ばれているあたりからしてかなり本気なんでしょう。日本も代表送り込んで仲間に入れてもらえばいいのにと思う。それと日本のMXライダーが海外経験積むならニュージーランドなんかいいと思うんだけどねー、特に北島のタウポとかロトルアとか南島だったらナショナルやるティマルとか。やっぱりスケールの大きなコースを走っておかないとダメでしょ!?モトクロスも。

さて、今週末のアサマファンライドは8割まできました、有難うございます。参加受付は木曜日入金分までになります。コースマップ等は今日から配布開始します。宜しくどうぞ。


Oct 12th 2007

デナシオンはがっかりだったニュージーランドですが、さすがAMAナショナルで5位に入る走りは凄いですCody Cooper。アメリカから戻ったばかりの時差でボケボケだったらしいけど、素晴らしい走りでした。来年の北アイルランドで、タウンリー、コピンズ、そしてこのクーパーが怪我無く揃くことになれば、オールブラックスより期待大です。あ、去年表彰台に乗ったメンバーですねこの3人、でも去年のクーパーとは別人だと思います(渡辺氏も唸るでしょうきっと)。ま、なんにせよアメリカの壁は高いわけですが・・・、でもほらカーマイケル引退したし。

21日のアサマファンライド、お陰さまで希望定員7割まで来ましたもう一息です。でもあと1週間しかないので引き続きお誘い合わせお願いします。

今週末はめずらしくオーガナイズドトレイルライドがありません。でも、そんな週末や平日にはプライベートトレイルライドという手がありますのでご心配なく。

皆様良い週末を


Oct 11th 2007

先日のNZナショナルから、96年世界500ccチャンピオンのShayne King、今でも現役どころか堂々ゼッケン2番ファクトリーホンダ(と言っていいんだろうなホンダ輸入元のBlue Wing Hondaだから)からの参戦、マシンはCR250(そう2スト)。話によると、シャイン キングってお茶屋さんと同い年とのこと、そう言えばTVのインタビューを受けてる姿もすっかりお茶屋さん体型だった(スマン)「アルパインスター・No Fear輸入元の本業が忙しくて何もトレーニングしてない」らしい。目標は5位の言葉通り総合5位でフィニッシュ、さすが元世界チャンピオン自己分析が正確。それにしてもジャンプの写真は難しいね、どれもこれも空とバイクしか写ってなくて合成写真のよう、とりあえずこれは地面が写ってたからアップ。ほんとね、ジャンプがでかすぎる。2速3速で「届くかなー??」みたいなのはひとつもなくて、ほとんど4速惰性で丘の反対側までぇーみたいなジャンプだからこんな感じで皆飛んでいく、飛距離にして40−45mぐらい?。こりゃ見てても楽しいしやったらもっと楽しいだろうな、あと20若けりゃ絶対やるのに・・・。

話は飛んで、オールブラックスが戻ってきた。と言ってもこれは南島の話。当初の予定では(当然優勝するはずだったろうから)全員でオークランド(北島)に帰国するはずだったらしい。確かに2日前のニュースでは「明日オールブラックスがオークランドに到着します。」って流れてた。ま、狂ったファンが馬鹿なことするんじゃないか?とか、皆で暖かく迎えようじゃないかとか町の声が流れてたんだけど、昨日の朝のニュースで「一部の選手たちは明日クライストチャーチに到着しますが、他の選手は1週間後にオークランドに到着予定」って流れた。
そんなニュースを見た直後にうちに1通のEメールが、件名「オールブラックス」。昨日帰国しなかったメンバーはなんと成田行きの飛行機に乗っていたというではないか、そしてメールには機内の様子も(あはは)笑えるけどここじゃ書かない。彼らは今一磨のヒーロー、というか神様のような存在だから。ちなみに、昨日のクライストチャーチ空港は駐車場満車、近くの道路は放置車だらけだったそうな。とりあえず南島の穏やかなファン達は「All Blacks, All Blacks!」の掛け声と拍手で選手たちを迎えたそうだ。

それにしても、何で日本なんだろ?


Oct 10th 2007

ボグホールがあったものの基本的にはこういう感じで景色の美しいトレイルでした。なのに昼前に皆帰ってしまうなんてもったいない・・・とか思ってしまうのはガツガツしてる日本人だからなんだろうな。キウィにとっては「どうせ毎週どっかで走れるし、コンディション悪いのに走る必要無いじゃん」って感じでしょう。俺も北軽にいたころは雪降った翌日しかボード行かなかったもんな(*だから全然上達しない)、それでも1シーズン20回ぐらい行けたんだから、それと同じだ。あ、そうそう、日本の皆さんからは「毎日楽しそうでひたすらムカツク」と好評のこのコラムですが、実は毎日トレイルライドへ行っているわけではないのです、ご存知でしたか?。日曜日に行ったライドをちんたら1週間かけてレポートしているだけですよ。でも、トレイルライドはムカツクぐらい楽しいということに間違いはありません。
さて、それにも関わらずまったく反響の無い(予想通りだが)R&Jニュージーランドのスケジュールに10月28日開催のトレイルライドを追加しておきます。Amuriという北カンタベリーの村で開催されるそうですが、地元PTA主催っていうところがシビレますね、PTAですよぴーてぃーえ。案内にAnnual/New Trackという言葉がありますので、毎年恒例&今年は新しいコースということですね、きっと。うーん困ったな、28日は南カンタベリーでこの間のナショナルのコースを走れるモトクロスへ行こうと思ってたんだよなー、ジョニーから奪った25R引っ張り出して。もちろんレースじゃなくて、MX Fun Dayってやつね「楽しくモトクロスコースを走ってみよう」っていう企画。ご存知のように俺大好きです、そういうイベント。地元学生が学校に提出する宿題として企画・運営する、っていうのもいいなー、日本じゃ絶対有り得ないもの。どちらへ行こうかな・・・・。
さてさて、日本サイドでは21日開催のアサマファンライドですね。皆さん参加申し込みはお済ですか?今のところ定員の丁度6割程しか集まっていません。別に定員をきっちり定めているわけじゃないんですが、これぐらいの参加者で開催できれば丁度いいかなと思っている数の60%です。なのでまだまだ参加受付中ですから、引き続きお誘い合わせで宜しくお願いいたします。


Oct 9th 2007

今回も空気圧1.2のままコースインするアホな俺、あっちゃこっちゃでバイクが止まっているのを横目に45xのトルクに任せて進んでいく。腕じゃないです、バイクね大事なのは。TTR125の女の子、CR85のガキンチョとか、ありゃ可愛そうだもの。で、10分ほどで現場に到着。俺が着いた時には思ったほど渋滞してなかったのは、マーシャル3人で全部押し上げたからだとか。なるほど、ここを押し上げてもらった連中が早々に帰路についていたわけだ。
何枚かこの先の写真もあるけど傾斜の迫力が伝わらないから(ま、メインループだからドライなら大したことない)、助走無しボグホール(Bog Hole)の写真をチョイス。ATVだとタイヤ太いからあまり埋まらないんだね、いいな。
現場をそのまま通り過ぎるのも気が引けたのでしばしお手伝い&Kiwi英会話レッスン、くっちゃべりながらバイク押したり、コース広げるのに枝を落としたり、水入れてあげたり。そこへボロボロのXR100に乗った少年登場、XR100がでかく見えたから何歳ぐらいだろ?10歳ぐらい?。俺達「はー・・・こいつも押すのか・・」と準備してると、大人たちがアホみたいにアクセル開けてかっぽじるだけの中、少年なんとも気合の抜けた回転数でBogHoleに突入、オイオイ・・と見ていると、少年体重軽いからだろう静かに沼を通過。と思ったら、そのままスルスルスルと回転上げることなく(完璧なトラクションで)ずんずん上って行きあっという間に見えなくなっちゃった。当然、マーシャルからは拍手喝采、埋まってるオトナたちは涙目で口アングリ、あはは。あーいうのが持って生まれたものっていうんだろうなきっと、と感じた瞬間。


Oct 8th 2007

昨日からニュージーランドの人々はすっかり沈んでます。ラグビーワールドカップまさかの準々決勝敗退、こんなに早く消えるのは当然初めてだそうです。にわかラグビーファンのうちらもトレイルライドへの出発を遅らせてまで応援したけども・・・、はー・・・、もっと見たかったなオールブラックス。次回は4年後ここニュージーランドでの開催です。
で、試合終了と同時にハイエース乗り込んで出発&あっさり30分程でSeftonに到着。もう11時なのに皆同じような時間に来る来る、皆なんとなく元気が無いけど、バイク乗ってスカっとすんべ!って感じか。が、受付へ行くと「メインループで上れないライダーが溜まってしまってるとのこと」、最高に天気いいけど、明け方までザーザー降ってたもんな・・。コース設定は難しいよね本当に主催者様ご苦労様です、けど、ま、完全にヒトゴト。なんて気楽なんだ、参加者って。
ということで、午前中はピーウィートラックで子供たちの面倒を見る。昨日のコース設定は今までで最高の出来、適度なアップダウンも有りでまさにミニチュアトレイルライドって感じ!岩に赤いペイントがあったり、切り株に矢印があったり、こういう演出も嬉しい。子供たちも楽しそうに周回しているので、父は散歩がてらコース周って桃花と一磨の撮影会。2人ともだいぶちゃんと乗れるようになってきたから、一磨の体がもう少し大きくなったら(*最後は足がつくかどうかが分かれ道だったりするので)ファミリーループに連れ出してみよう。あとはいつTTR110が発売開始になるかだな(かみさんかなりしびれ切らしてますマジで)。
さて、そんな感じで時間を潰していると、また今日も参加者がどんどん帰って行く、こんなに天気がいいのにもったいない。ソーセージでも食ってりゃそのうちドライになるのに・・・と思いながらも、父はルートがどんな状況になっているのか見たくなってきたので予定より少し早く昼前にコースイン。


Oct 3rd 2007

えー・・・とですね、何故かメールの転送が止まっていました。あ、いや完全に止まっていたならもっと早くに気づいたはずなのですが、中途半端に動いたり止ったりだったようで。こちらに移ってから早3ヶ月、サーバーに残っているメールを今あさりまくってます。ファンライドの問い合わせや申し込みも出て来る出て来る、やべーよ、やべーよ。あ、10日前のラボさんからのメールも今朝拝見しました、すいません。当日はチクチクやっちゃってください、っていうかチクチクやられなきゃいけないのはこの俺だ(滝汗)。とりあえずメール転送は復旧したと思いますが、この3ヶ月山のようなゴミメールに紛れて闇へ消えた皆さんからの貴重なメールもたくさんあります間違いなく、ほんとうにゴメンなさい。「あっちへ行ったとたん返事が無いなー・・・冷てぇーなー、プイ」という方はそういう訳でしたので、ご機嫌直して今後とも宜しくお願い。

チクチクメールお待ちしてます。


Oct 1st 2007

こちらは昨日の日曜からサマータイム(Day Light Saving)が始まりました。昨日は丁度朝早くから出かける用事があったので、土曜日の夜に1時間時計を進めてしまいました(正式には日曜の朝2時が3時になる、確か)。その時にパソコンの時計も1時間進めたのですが、今朝パソコンを立ち上げてみると、なんと2時間進んでいるではないですか。パソコンが勝手にサマータイムの調整をしたんですが、9月最終の日曜日からサマータイムが始まるのは今年からです、去年までは10月最初の日曜日でした。パソコンはそんなことまで分かるのに、なんで人間が自分で調整したことに気づかないのでしょう・・・。

さて昨日はモトクロスを見に行ってきました。ニュージーランドモトクロス選手権の開幕戦です。やっぱしモトクロス最高です!!(*日本じゃ行ったことない)。トレイルライドなんか爺さんになってからやればいい、と簡単に影響されています。ええ、もちろん俺はじい様なのでトレイルライドがメインですが、せっかくですから怪我しない程度にモトクロスもかじってみようと思います。緑豊かな自然の丘を利用したダイナミックなコースレイアウトに完全にやられてます。
写真もたくさん撮ってきたので是非皆さんに紹介したいのですが、実は日本の雑誌で紹介してもらえないかな、とも考えていますので編集部の皆様ご連絡お待ちしております。(編集長殿如何でしょう?)
ま、雑誌のほうがダメそうなら昨日のことはここで詳しく書きますが・・・、とにかくビックリしたのがジャンプのでかさとわだちの深さ。どのクラスもトップ5−6ぐらいはこの中を加速しながら毎周毎周通っていきます。あ、ストレートじゃないです、4速の高速コーナーです。あまりにも信じがたい光景だったので、「実は見た目ほど深くないんじゃ?」と思ってレースの合間に桃花を立たせたら、この深さでした。


Sep 27th 2007

雨のライディングなんかほんと久しぶり、恐々コースインするとやはりスベル滑る、っていうかさーゴーグル全然見えないしそれ以前に乱視だし、なんだかなーって感じ。それにしても「こんなに滑るっけ!?」と思いながら走っていると、空気圧1.2のままだった。普通ドライでもそんなに入れないだろうけど、俺はいつでも前後1.2、パンクが絶対に嫌だからトラクションなんかニノツギ(BAJAのプレランなんか1.5とか入れてたもんね簡単にリム曲がるスピードで岩ヒットすんだから、とか昔話はまたの機会)。で、面倒だったけどあまりにも滑るので止まって適当に前後空気を抜いてみた、プシュー。で走り出すと、ま、だいぶいいけど滑るものは滑る、やはり。特にクレイ(粘土)とグラス(牧草)の滑り方が全然違うのが戸惑う、滑るだろうと思うと全然滑らなかったり、なのでちょっと攻めるといきなりグリップしなかったり。2−3時間走っただけじゃ全然分からなかった。
で、ちと話逸れるんだけど・・・、俺は昔BAJAへの憧れが強かったからサンディエゴを目指したんだけど、21世紀のダートバイク好きな若者には是非カンタベリーを目指して欲しいね(留学とかワーホリとかさ、今時サンディエゴなんか行ったってそこらじゅう家が建っててそこいらでバイクなんか乗れないよ)。こっちで毎週末エンデューロループ走っとけば、BAJAだろーがネバダだろーがISDEだって恐くないと思うマジで。あ、いやISDEは知らない、言い過ぎたゴメン。でも、KIWIの話聞く限りたぶんISDE完走も大丈夫だと思う。もちろん今や41の俺は無理ですけどね、6日間も乗り続けたらケツの皮2度と復活しないだろうから・・。夢への挑戦は是非若いうちに!というのがおじさんからのアドバイス。もちろん、ちゃんと練習とトレーニングに明け暮れてライディングのレベルを高めることが大前提ね、危ないんだから。(あー、偉そうなこと言うだけって、なんて簡単なんだぁー)

さて、写真はルートから外れてヒルクライムしに行った丘の上、マーシャルご一行様の特権ですね。ここも俺にとっては一杯一杯の斜度だったけどどうにか登頂成功、けど、めくり上がりそうになる度に右足が出てしまう俺って・・(出すなら左足じゃんねー)。でも、雨の中2周エンデューロセクションこなして少し自信ついたかな!?Dansey’s Passに向けて。


Sep 26th 2007

エメラルドグリーンが美しかった(写真ではそう見えないけど・・)クリークからのヒルクライム、助走がゼロでメインループとしては丁度いい感じの難易度だった。今回そのメインループから外れるEnduro Deviationは13箇所、それぞれ2−3kmほどでメインループの先に出る設定だったので時々脇道入ってセクションにトライする感覚。通常は平気で10kmぐらい走らないとメインループに戻れないんだけど、こういう設定のほうが(俺ぐらいのレベルだと)挑戦しやすいねエンデューロセクションは。ま、今回はマーシャルを担当するリントン一派と一緒だったので、何の心配も無く13箇所全部にチャレンジできとても楽しかった。当然俺は自分のことで精一杯なわけだけど、難所ではマーシャルも結構派手にコケルんで安心した。ま、一番派手にやったのは俺なんだけど・・。

今回のHawardenトレイルライドは参加150台ほどとかなりこじんまりというか少し寂しい感じだった、パドックがだだ広いからだろうな。あの天気予報&朝の曇り空の中走りに来るんだから今日は好き者の集まりだろうなと思ったんだけど、昼前実際に雨がポツポツ降り出したとたん皆帰る帰る。まだ1周しかしてないじゃん、っていうかまだバイク汚れてない人達も積み始めてるし、あはは。せっかく来たんだから1周ぐらいしてけばいいのに・・・。どうやらここカンタベリーでは雨でも喜んで乗るのは極々少数派のようです。

さて俺も1周終って「雨かー・・・どーしようかなー」って感じだったんだけど、とりあえず腹が減ったので、受付横で地元の子供たちが売っている$2のソーセージを2個ゲット。オニオンたっぷりでいつ食っても美味いなートレイルライドのBBQは。日本帰ったらアサマで俺も売ろっと¥200のソーセージ&ブレッド、主催者自ら(いや桃花にやらせよう)「オニオンはどういたしますか?」って。そんな馬鹿なことを考えながら食い終わっても残念ながら雨は全然止む気配なし。
が、ソーセージ食ったし「さ、今日はもういいかな」となりかけたその抜群のタイミングで、師匠から再度召集命令を受ける俺。 ぐぅは。


Sep 25th 2007

いつ雨が降ってきてもおかしくない空模様だったので、さっさと受付済ましてコースイン。素晴らしい眺めだけど、コースインして丘ふたつ越えたぐらいのすぐの場所。いやーそれにしてもカッコイイな俺の45xとか余裕で景色を楽しんだ後、実は派手にコケた。あんな派手にやったのはほんと久しぶり。
現場は丘を斜めに横切るように降りていくダウンヒル、つまりオフキャンバーね。そこをタソックをよけながら気分良くルートを降りていくんだけど、すげー適当にライン選んでたらタソックの影から突然トゥウィッグ(枝より太くて丸太より細い木ね)が現れた。しかもその木の角度のなんと絶妙なこと、進行方向に対して15度って感じ!?。もうね、コケル前に完全にコケテルとはまさにこのこと。フロント抜く間もなく前転、「俺はいったいどこまで転がっていくんだぁー」の巻。しかも俺ったら転がりながら「メガネかけてたらあの木は見えてたのになー」とか自分に言い訳してるし、アハハ。
ほんとね、油断してると痛い目に遭うのがダートバイクの常ですから、皆さんも気をつけましょうね。


Sep 24th 2007

昨日はハワーデンのトレイルライドへ参加してきました。天気予報は雨、ご覧の通り朝からどんよりした空だったので写真もパッとしません、すいません。ま、こんな感じで近くの町からTrailrideの矢印が出るわけです。ちなみにLake Sumnerはマウンテンバイクトレールで有名なとこですね。この間サムナービーチへ行った時に「このあたりに湖もあるのかなー・・」とか思ってましたが、まったくの勘違いでした。サムナービーチとレイクサムナーは概算150kmぐらい離れてます。

さて、10月21日開催アサマファンライドの招待状を先週末に送信しましたが、相変わらず配信が上手くいきません。何通も届いてしまった人と1通も届いていない人がいることが容易に想像つきます。そんなんですが、募集要項はアップしてありますので宜しければお誘い合わせでエントリーしてください。

同じ10月21日開催のWaipara トレイルライドはR&Jニュージーランドのスケジュールにアップしておきました。あと今年の初めにフリーライドマガジンで紹介させてもらったDansey's Pass トレイルライドのエントリー用紙が届きました。コース概要も一緒に届きましたが、あのエキストリームループのGorgeも健在のようです、あー恐ろしい・・・。それとDansey's Passの翌日に20分程離れたKurowという町で別のトレイルライドがある、という案内&エントリー用紙も入ってました。Dansey's Passの翌日にまたバイクに乗るなんて俺は想像もできませんが、遠くから参加するライダーも多いので「遠くからいらっしゃるのであれば是非もう1日ライディングを」というホスピタリティーなんだろうな、きっと。もちろん日本のライダーから要望があれば、俺も2日間お供させて頂きます。


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